もっと良い人生だったら・・・
もっと幸せになれたら・・・
なんて思いますよね?
そこで気になるのが「引き寄せの法則」なのですが・・・
引き寄せの法則って、いったい何なのか?本当に存在するのか?
この引き寄せの法則を理解するヒントとなるのが、樺沢紫苑先生の
「「引き寄せの法則」を脳科学的に解説すると・・・」
というYouTube動画です。
この脳科学的な「引き寄せの法則」に効果があるのかを確かめるため実行してみました。
引き寄せの法則とは?
引き寄せの法則には定義みたいなものは無くて、ネットで調べるだけでも様々な法則が出てきます。
その中で多いのは、
「悪い行いをすれば悪い事を引き寄せ、善い行いをすれば良い事を引き寄せる」
「ネガティブな思考はネガティブな現実を引き寄せ、ポジティブな思考はポジティブな現実を引き寄せる」
「希望や願望を強く思う事で、思った希望や願望を現実に引き寄せる」
などのようなものがあります。
善悪の行いや思考の仕方は、原因によって結果は変わるわけですから、当たり前と言いますか…これらは理解できます。
この中で理解が難しいのは、
「願望を強く思う事で、現実を引き寄せる」
というパターンの引き寄せの法則です。
例えば、
「お金持ちになりたい」
という願望があったら、
「金持ちになりたい…金持ちになりたい…金持ちになりたい…」
と、心で強く思えば金持ちになれるのでしょうか?
そんなので、金持ちになれるのなら、世の中は金持ちだらけになっているでしょうし、
私だって常に「金持ちになりたい!」って思っているわけですが、お世辞にも金持ちなんて言えない生活をしています。
こんな魔法みたいな法則は信じられない・・・と、思っている時に見つけたのが
「「引き寄せの法則」を脳科学的に解説すると・・・」
というYouTube動画です。
YouTube動画【「引き寄せの法則」を脳科学的に解説すると・・・】
「引き寄せの法則」を脳科学的に解説すると・・・」は、
精神科医で作家でもある、樺沢紫苑(かばさわしおん)先生のYouTube動画のタイトルです。
↑ クリック(タップ)で再生します。
この動画では、引き寄せの法則を脳科学的に説明して下さっています。
樺沢先生の説明では、引き寄せの法則とはスピリチュアル的なものではなく、
心理学的な『選択的注意』というものだそうです。
『選択的注意』とは、たくさんの情報の中で自分が選択したものに注意を向ける事の心理学用語です。
例えば…
パーティー会場のようなにぎやかな環境の中でも、自分の名前を呼ばれればすぐ気付くように、
大勢のにぎやかな場所に居ても、自分の名前や興味があるものなど、
自分が注意しているものに関してだけは、聞こえたり・見えたりする事です。
樺沢先生の動画の中では、この選択的注意の中のカクテルパーティー効果というものを、
「自分が必要な情報には敏感になっていて、たくさんの情報の中からパッと情報をキャッチできる」
と、ネットの情報を例に挙げて説明されています。
引き寄せの法則は、この選択的注意の中のひとつの結論で、
自分の願望を強く意識する事で、多くの出来事の中から瞬間的に、自分の願望に必要な事に気付く事ができる
という現象だそうです。
逆に、選択的注意を働かせていないと、日々いろいろな形で受け取っている膨大な情報の中で、自分に必要な情報に気付けないまま通り過ぎていくだけ…になる。
という事を説明して下さっています。
脳科学的に引き寄せの法則とは、
強く願う事で、自分が願うものや出来事が降って湧いてくるような魔法ではなく、
常に強く願望しておく事で、選択的注意を働かせておいて、世の中の膨大な情報の中にあるチャンスを掴んで活かせば、願望を手に入れる事ができる!
という事なのが理解できて、やっと引き寄せの法則は現実にあり得る事だと信じられました。
引き寄せの法則を実行してみた結果は?
そこで、引き寄せの法則を実行してみました。
願望としては、とりあえず試しに、
「お金が欲しい」
と、いうものにしてみました。
「お金が欲しい」という願望なら、短い期間でも結果が見えやすいのではないか?と思ったからです。
私の本当の願望は、
「悪い自分から逃れたい」
というものですが、
「悪い自分から逃れたい」という願望は、
今の考え方を根本から変えなければならず、深く取り組む必要がありますので、
とりあえず「お金が欲しい」という願望で試してみて、上手くいきそうなら、「悪い自分から逃れたい」という願望に取り組もうと思いました。
まず実行した方法としては、ただ・ただ毎日「お金が欲しい!」と願い続けました。
朝起きた時には「何か臨時収入が入ってきますように!」
歩いている時も、運転している時も「大金を拾って、お礼金が入らないかな…」
仕事では「大きな仕事が個人契約で入りますように!」
寝る前には「ロトの当選ナンバーが夢に出てきますように…」
など、とにかく四六時中お金の事ばかり考えるようにしました。
毎日、お金が手に入るシチュエーションを想像しているうちに、想像する場面のバリエーションが必要になってきて、
テレビや雑誌を見ていても、お金に関する情報を探すようになり、
そのうち、お金の情報を探す行動は、無意識で自然にできるようになってきました。
引き寄せの法則では、よく
「願望は、顕在意識ではなく潜在意識で願う」
という注意を見ますが、
まさに、無意識に情報を探せるようになっている事が「潜在意識」で願望を願っている事になるのではないかと実感しました。
結局は、1回だけ100円玉を拾ったぐらいで、まとまった臨時収入などが入ってくるような出来事は起きませんでしたが、
「これだけお金に対して選択的注意を働かせていれば、普通なら気付かないような儲け話の情報にも気付けるはずだな!」
と、脳科学として論理的な理解を得る事ができました。
それに、お金の事ばかり考えていたら、お金の事で頭がいっぱいになり、
私の悪い性質である不平・不満・愚痴などの地獄言葉を思い浮かべる事が半分に減ったのが、
思ってもみなかった良い副産物でした。
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まとめ
こうして、引き寄せの法則を脳科学的に理解できたので、お金の願望を中止して、
これから長い期間をかけてでも、「悪い自分から脱する」ことを引き寄せられるように取り組んでいこうと思っています。
もし、引き寄せの法則は信じているけれど、なかなか上手くいかないっていう方がいらっしゃれば、
とりあえず簡単に実現するような事で試して、選択的注意の効果を感じてみられると良いと思います。