仕事やプライベートで失敗ばかりして、くよくよ落ち込んでいませんか?
そんな時に読んで欲しいのが、
「人生は、失敗するからうまくいく ココロが軽くなる30のメッセージ」
という本です。
この本のメッセージの中で、実際に私が失敗から抜け出せたメッセージをご紹介します!
「人生は、失敗するからうまくいく ココロが軽くなる30のメッセージ」とは?
「人生は、失敗するからうまくいく ココロが軽くなる30のメッセージ」は、
デール・カーネギー、アール・ナイチンゲールなどの偉人に影響を与えた事で有名な、19世紀のイギリスの作家であるジェームズ・アレン氏が出版した、
たくさんの著書の中から自己啓発の言葉を厳選し、ゴマブックス取締役編集長の遠藤励起さんが翻訳・編集した著書です。
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この本の内容としては、
ジェームズ・アレン氏のメッセージの中から厳選された30個のメッセージで、
『失敗』から抜け出すために必要な考え方を伝えてくれているものです。
ココロが軽くなる30のメッセージとは?
この本の中で挙げられているメッセージは、
- 「思い通りにならない」ことが多いですか。
- 失敗したとき、落ち込んでしまいますか。
- いつまでもくよくよと考えてしまいますか。
- 失敗や不運の犯人探しをしてしまっていませんか。
- ほかの人が悪いのでしょうか。
- 環境のせいなのでしょうか。
- 運が悪かったから失敗したと思っていませんか。
- 他人の失敗を押しつけられたら?
- どうして自分だけがこんな目に遭わなければならないの?
- 他の人を恨んでしまっていませんか。
- 自分自身を責めていませんか。
- 自分にはどうしようもないことまで気にしていませんか。
- 失敗した自分はダメだ、と卑屈になっていませんか。
- 自分は向いていない、とすぐあきらめていませんか。
- 叱られたら、そのまま立ち直れなくなってしまいますか。
- 失敗したら、もうやる気がなくなってしまいますか。
- 嫌われたら、自分には価値がないと思ってしまいますか。
- 完璧にできなければ意味がない、と放棄してしまいますか。
- 何度も失敗するのは、才能が無いからでしょうか。
- もしかして、失敗を望んでいませんでしたか。
- 不満を持ちながらやっていませんでしたか。
- その失敗から学べることはありませんか。
- 失敗したほうがよかったのかもしれません。
- 後悔と反省を混同していませんか。
- 失敗のない人生は、本当に幸福でしょうか。
- 不運に遭わないことが幸福なのでしょうか。
- 未来を創る「今」を大切にしていますか。
- 「なりたい自分」が見えていますか。
- 途中であきらめてしまっていませんか。
- さあ、今やるべきことは何ですか。
引用:ゴマブックス「人生は、失敗するからうまくいく ココロが軽くなる30のメッセージ」より
という、
「失敗した時に自己啓発するための考え方」
30項目が挙げられています。
この著書では、それぞれひとつひとつのメッセージに見開きで解説があり、絵本のように読みやすく編集されてあります。
ココロが軽くなる30のメッセージの中で、私が失敗から抜け出せたメッセージとは?
「ココロが軽くなる30のメッセージ」はどれも胸を打つ言葉ばかりですが、
今の私が失敗から抜け出せた言葉としては、
2. 失敗したとき、落ち込んでしまいますか。
3. いつまでもくよくよと考えてしまいますか。
10. 他の人を恨んでしまっていませんか。
16. 失敗したら、もうやる気がなくなってしまいますか。
17. 嫌われたら、自分には価値がないと思ってしまいますか。
22. その失敗から学べることはありませんか。
24. 後悔と反省を混同していませんか。
27. 未来を創る「今」を大切にしていますか。
の8つが挙げられます。
この8つの言葉の、本の中での解説を要約した上で、
私自身が、どうやって失敗から抜け出せたのかを説明したいと思います。
失敗したら落ち込むのは当たり前のこと。
いつまでも落ち込んでいても何も変わらない。
今からやれることに一歩踏み出す事が大事。
と、この本の中で解説されています。
確かに、失敗した時に何もせずにいれば、落ち込んでいる嫌な気持ちがずっと続くだけでした。
失敗を解決するには「何をすべきか?」を考え、
今やれる事に一歩踏み出す努力をして、
もし一歩が踏み出せなければ、半歩だけでも踏み出せるように行動したら、
嫌な気持ちから抜け出せて、少しだけでもスッキリできる事に気付きました。
「ああすればよかった…」と、いつまでも考えていても状況は何も変わらないし、
くよくよしている範囲でしか考える事ができない。
と、この本の中で語られています。
失敗した時には必ず
「あの時○○しておけばよかった…」
と、いつもくよくよするだけで時間を浪費していましたが、
どうせ悩む時間を浪費するなら、
「どうすれば解決できるのか?」
という悩みに時間を使った方が、時間を有効に使える事に気付きました。
恨みを晴らせば、一時的に気分が晴れるかもしれません。
でも、他人を恨んでばかりの心の持ち主になりたいですか?
本当に悪いのは「失敗を招く自分」。
と、本の中で解説されています。
失敗したら必ず誰かに責任転嫁して、他人を恨む事にエネルギーと時間を使っていましたが、
いくら考えても、恨みを晴らせるわけはなく、
悶々とした恨みの嫌な気持ちがずっと続くだけでした。
しかし、誰かを恨むのを止めて自分自身を振り返る事で、
『恨み』という嫌な気持ちから抜け出せる事に気付きました。
失敗した事をもう一度やったら、もっと早くもっと上手になれる事が成長。
失敗しても、もういちどやっていこうと奮起できた時が、大きな成功の入り口。
と、本の中で解説されています。
私はいちど失敗した事を敬遠し、逃げ回っていましたが、
失敗したとはいえ、確かに一度は経験した事ですから、次にやればもっとうまくできるはずで、
「失敗したからこそ、失敗した原因を避ける事ができる」
と考えて行動したら、
失敗を恐れずチャレンジする事ができるようになりました。
嫌いな他人には価値が無いと否定する人ほど、自分が嫌われた時に自分が全て否定されたように思ってしまう。
どんな素敵な人でも『嫌い』だと言う人はいる。
「嫌いだけど頑張って欲しい」
と思えれば、自分も許せるようになる。
と、本の中で語られています。
「どんな素敵な人でも『嫌い』だと言う人はいる」
という言葉で、自分が嫌われる怖さが少し楽になったと同時に、
自分が嫌いな人にも、きっと素敵な部分があり、
その嫌いな人を、信頼していたり好きだと思っている人もいる事を理解できました。
そして、今まで嫌いな人を否定する事で、自分を正当化していた事にも気付きました。
嫌いな人の良い部分を探し、嫌いな人を否定しないように努めたら、
『顔も見たくない大嫌いな奴』が、『ただ単に、自分とは考えの違う人』に変わって、
自分も相手にとって「考えが違うだけの人」として、理解してもらう事をあきらめられた事で、
嫌われる怖さがぐっと少なくなりました。
失敗はいろいろな事を学べるチャンス。
自分の課題を目に見える形で教えてくれ、忍耐力・決断力・勇気を鍛えてくれる最高の先生。
と本の中で語られています。
今まで失敗すると、不運や誰かのせいにしていましたが、
失敗したのは自分で、失敗の中に自分の課題が隠されていたのに気付き、
自分の課題を解決するための思考や行動がとれるようになれました。
後悔とは「ああすればよかった…」と悲しんでいるだけで、次の失敗の原因をまた作る。
反省とは「あれが悪かった…から、今度はこうしよう!」と、次の行動に結びつく。
後悔しているだけでは何も変わらず、反省するからこそ成功へ向かっていく事ができる。
と、本の中で語られています。
今まで失敗すると後悔するだけで、反省して改善しようとしていなかった事に気付きました。
失敗を分析して反省する事で、それが次に活かされ、
それを繰り返す事で『苦手な事』が『得意な事』にできる可能性も出てくる事に気付きました。
すべては『原因と結果の法則』の中にある。
未来の自分は、今の自分の考え方や行動によって作られる。
今の自分の考え方や行動は『今すぐ』変える事ができる。
と本の中で語られています。
確かに失敗した事に対して、もともと苦手意識があり、
勉強などの努力から逃げていた事を意識する事ができました。
苦手だからこそ勉強をして、苦手な事を克服する努力をする事が、
失敗を防ぐ一番効果的な方法だと理解できました。
まとめ
「人生は、失敗するからうまくいく ココロが軽くなる30のメッセージ」は、
どれも『目からウロコ』のような斬新な発想ではなく、
「言われてみればその通りだな…」
と思えるような常識的な言葉ばかりです。
ただ、そんな常識的な言葉にさえ気付けず、実行できなかった自分の弱さに気付くきっかけを作ってくれたのが、
この「人生は、失敗するからうまくいく ココロが軽くなる30のメッセージ」という本でした。
常識的だけど気付けなかった言葉たちと、絵本のような読みやすい編集のおかげで、
いつも手元に置いておいて、失敗する度に読み返せる手軽さも、この本の価値だと思います。
大きな失敗をして、立ち直れないほど落ち込んだ時には頼りない内容かもしれませんが、
くよくよする程度の失敗で落ち込んだ時に、手に取って読んでみると、立ち直るためのヒントをくれる本です。
ぜひ一度は読んでみる事をオススメします。