自分が働いている会社はブラック企業なんじゃないか?
このまま勤めていて大丈夫なんだろうか?
なんて悩んでいませんか?
そんな時にチェックして欲しいのが、メンタリストDaiGoさんの、
「あなたが転職すべきかわかる10の質問」
です。
看護師として、この「あなたが転職すべきかわかる10の質問」を私の身近な環境で考えてみました。
あなたが転職すべきかわかる10の質問とは?
※↑ タップ(クリック)すると動画が再生されます。
「早死に職場判別テスト」というYouTube動画の中で「あなたが転職すべきかわかる10の質問」を語って下さっているDaiGoさんは、
『メンタリスト』という新しいジャンルを確立して、テレビで活躍したマジシャン・パフォーマーで、
現在は、ビジネスアドバイザー・作家・講演などを中心に活動されている方です。
動画の内容としては、
主な著書として「権力を握る人の法則」や「悪い奴ほど出世する」などがある、
組織行動学の世界では有名な、スタンフォード大学ビジネススクール教授のジェフリー・フェファーさんが挙げている
『メンタルや体を壊す職場の特徴』
を、10個のチェック項目にまとめたものを紹介して下さっています。
その10個のチェック項目で、
「勤めている会社がブラック企業なのか?」
「転職すべきかどうか?」
を解説されていて、
10個中に何個当てはまるか?で、あなたの
- 早死する確率
- メンタルを病む確率
- 病院に通院をしなければいけなくなる確率
がわかります。
この10項目のうち5つ当てはまれば、転職を考えた方が良いと、DaiGoさんは語っています。
あなたが転職すべきかわかる10の質問
雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険などの各種社会保険が無い会社。
8時~17時といったような定時勤務ではなく、早出や夜勤などがあるシフトで勤務時間が変わる職種。
自分の中で「疲れる…」と思うぐらい長時間労働を強いられるような環境。
会社の業績が一定しておらず「ウチの会社は大丈夫なのかな?」と不安になるような会社。
仕事が原因で、家庭や友人関係などプライベートの人間関係が悪くなるような環境。
自分で仕事内容を決められず「任されている感」が少ない職場。
自分では取れないレベルの責任を押し付けられる職場。
仕事が少なく、やる事が無くてぼんやりしているような環境。
自分の仕事を、周りの人が助けてくれない・相談できないような環境。
上からの命令が絶対で、上下関係が厳しい職場。
YouTubeのライブチャットへのコメントでは、2つから3つの人が多かったのですが、
中には8つという人も居て、DaiGoさんはすぐに仕事を辞めるように薦めていました。
メンタルを病む仕事の環境のランキングとして、
1位 仕事のせいで家庭・人間関係に不和がある
2位 仕事が少な過ぎる
3位 仕事の責任が重すぎる
病気になって病院に通院しなければいけなくなる仕事の環境のランキングとして、
1位 仕事のせいで家庭・人間関係に不和がある
2位 仕事が少な過ぎる
3位 業績が不安定
となっているそうで、
体や心を病まないようにするには、自由に仕事ができる環境が一番良いそうです。
ちなみに、DAIGOさんの会社は、
- 通勤する必要が無い
- 固定された勤務時間が無い
- 好きに休みが取れる
- 給料は固定給や歩合を選べる
という自由な環境を作っているそうです。
「あなたが転職すべきかわかる10の質問」を身近な環境で考えてみた。
私の仕事は看護師ですが、看護師は過酷な職種として一般的によく挙げられます。
この『あなたが転職すべきかわかる10の質問』を看護師の職場環境に当てはめて、
- 当てはまる → 1点
- 当てはまる場合がある → 0.5点
- 当てはまらない → 0点
という基準で点数を付けて、10項目中どれぐらい当てはまるかを考えてみたいと思います。
普通の病院では、雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険などの各種社会保険が無いところは聞いた事が無いので、
この項目が当てはまる環境はほとんどありません。
0点
看護師は、早出や夜勤がある代表的な職種ですが、
外来しかないクリニックなどでは朝から夕方までの定時勤務が多いですので、外来の場合はこの項目には当てはまりません。
0.5点
大きな病院ではシフト時間がしっかりしていますし、外来専門のクリニックなどでは診療時間も決まっているので、長時間労働にはなりませんのでこの項目には当てはまりませんが、
訪問看護や高齢者施設などでは、患者さんの急変や事故など、緊急の仕事で労働時間が長時間になる事もあります。
0.5点
病院というと経営が安定しているイメージがあると思いますが、
小さなクリニックや高齢者施設や訪問看護など企業として運営している職場では業績が不安定なところは珍しくありませんので、
職場によってはこの項目が当てはまる場合があります。
0.5点
看護師は、シフトや夜勤で勤務時間もバラバラですし、体にもメンタルにも大きなストレスがかかる仕事ですので、
家庭・友人関係・職場での人間関係が上手くいっていないという話はよく聞きますので、
この項目が当てはまる看護師は多いですね。
1点
看護師は、基本的に医師の指示で動く仕事ですが、
実際の現場では、状況を看護師が判断してから医師に指示を仰ぐというのが現実です。
特に訪問看護では、一人で患者さんの自宅に行くので、自分で判断する事がほとんどです。
命を扱う仕事ですので責任は大きいですが、「任されている感」は大きいですので、この項目は当てはまりません。
0点
看護師は命を扱う仕事ですので責任も重く、かなりの重圧があります。
ただし、看護師だけで自己判断する事は禁じられており、必ず医師の指示を仰ぐ必要があるので、
「責任」という意味では、そんなに大きくありませんので、この項目も当てはまりません。
0点
大きな病院などでは、医療処置以外にも仕事がたくさんあるので、ぼんやりしている時間はありませんが、
患者さんの少ない病院・施設・事業所では、仕事が無くぼんやりしている時間もありますので、仕事の状況によっては当てはまる場合もあります。
0.5点
病院の大きさや業務形態に限らず、それぞれの職場の環境や人間関係で大きく変わります。
的確な指示をしてくれない…
相談を聞いてくれない…
ような医師も居ますし、
人間関係の悪い職場では、周りの人が助けてくれない・相談できないような環境はたくさんありますので、
この項目は当てはまります。
1点
病院でも施設や事業所でも、医師の指示が必要な仕事ですので、『上から命令が絶対』という意味では当てはまりますが、
上司や先輩の『上下関係が厳しい』という意味では、職場でそれぞれ違いますので、この項目はそれぞれの職場環境で変わります。
0.5点
看護師の場合は「あなたが転職すべきかわかる10の質問」の項目でみると、
10点中4.5点という結果となり、まあまあブラックな職種だという事はわかりましたが、
職場環境によっては5点を超える職場もあるでしょうから、
今の職場がブラックなのか?
他の職場へ移るべくなのか?
を見極める必要があります。
まとめ
体や心のストレスは、それぞれの職場の環境や個人の価値観によって本当に大きく変わります。
私は看護師として、仕事のストレスで体や心の病気になった方々をたくさん見てきました。
治療をすれば治るような病気ならまだ良いですが、
一生障害を抱えて社会復帰できなくなった方もたくさんいらっしゃいます。
『仕事のために生きていくのか?』
『生きていくために仕事をするのか?』
は、人それぞれですが、
自分の人生は自分のものですから、早死にしたく無い方や、体や心の病気になりたくない方は、
この「あなたが転職すべきかわかる10の質問」で自分の仕事をチェックして、
今の職場で良いのか?というのを、一度は考えてみてもいいのではないでしょうか?